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CSSやJavascript自習の苦闘史を綴っていきたい。恐縮ですがJavascriptを有効にしてご覧ください。
2005年12月から社会問題も掲載!

jQuery()の挙動を解読する(13) Eventオブジェクトの抽象性と特定化・個別化の必要性──jQuery解読(24)

jQuery.js のイベント処理

はじめに

jQuery.js のイベント処理コードは Javascript の素人である私には難しいものに思われます。特に jQuery.js Ver1.2 以降で追加されたユーザーによる独自固有名のイベントの登録と操作は、これまでの様々な書籍やWebサイトによる Javascript イベントの学習の次元を超えたものです。

それでも年末から年始に掛けて、561行に亘る jQuery.js のイベント処理コードに食らいつき、それを穴が空くほど見つめ続け、考え抜きました。

まずこうして得られた要点は、

  1. event オブジェクトの抽象性を再認識させられた
  2. それ故のイベントオブジェクトの特定化あるいは個別化措置の必要性について、納得した
  3. Private name for the event handlers については、未だに良く理解し得ない

    jQuery.js Ver1.2 の Release Note には次のように書かれています。
    You can now provide a private name for the event handlers that you bind,・・・.

等です。

event オブジェクトの抽象性

event はタイプ、バインド対象及びハンドラー関数の3つの要素から構成さますが、event オブジェクトは固有名を持たずたった一種類しかありません。そしてそれは HTML 内や Javascript コード内で、直接個別具体的に明示的に見ることは出来ません。event や e あるいは window.event などの抽象的表現でしか現れてきません。

それ故にイベントを理解しにくいのですし、ちょっと囓っただけでは理解出来ない、難解な対象として敬遠されてしまうのではないでしょうか?

jQuery はこの抽象性を処理するために、後述する「 特定化と個別化 」のための方法を採用したのだと思います。

event に係る要素を個別化する必要性

この event オブジェクトの抽象性故に、それぞれのイベントやバインド要素及びハンドラー関数を個別に取得し操作するための、何らかの特定化あるいは個別化が必要です。イベントのタイプ、バインド要素、ハンドラー関数のそれぞれを個別に特定し、相互の関係を有機的に掌握できなければ、当然それらを操作することが出来ないからです。

改めて整理すれば「個別化」が必要な対象は次の3つになります。

  1. event バインド対象要素の個別化
  2. event イベントタイプの個別化
  3. event ハンドラー関数の個別化

jQuery.js ではこれらの各々の個別化のために、Ver 1.2 以降、 jQuery.data() メソッドと jQuery.removeData() メソッドを用意し、かつ固有の ID を2つ用意しました。uuid と guid です。各々 universal unique ID 、global unique ID の略でしょう。(この2つのメソッドと2つの ID は、全て ver1.1.4 迄は存在しませんでした。)

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