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CSSやJavascript自習の苦闘史を綴っていきたい。恐縮ですがJavascriptを有効にしてご覧ください。
2005年12月から社会問題も掲載!

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山田太一作品についての断章

2008/5/28 21時から23時過ぎ迄放映された「本当と嘘とテキーラ」を見て、まずCMの頻度の多さに怒りを覚えた

久しぶりの山田太一作品だった。

そしてほぼ10分間隔で挿入されるCMに頭に来て、NHKと切り替えながらの鑑賞だった。

民放のそれなりに力の入ったドラマを見る度に思うのだが、CMはドラマの流れを唐突に遮断し、鑑賞を妨げることこの上ない。そして今回の12chのそれは余りにも酷かった。

頻繁に挿入されるCMがドラマ作品鑑賞の興を半減させた。それは苛立ちを覚えるほどだった。

あのようなやり方は作者に失礼だと思うが、今の日本のドラマ放映状況下では、そんなことに注文を付ける作家はおそらく活躍の場がなくなるだろう。

つまり、あの夥しいCMの頻度を山田氏も知っての上の放映だったのだろう。

かつて、民放は昭和天皇死去の際にCMを遮断した報道を行った。

しかし、いかに力を入れたドラマだからと言って、その組織の成立基盤そのものであるCMを遮断することは、今の放送システムではあり得ないことなのだろう。

そのことがドラマ鑑賞に如何に災いとなろうとも、そんなことは関係ない。

視聴率が取れなければ、どんな素晴らしいドラマであったとしても放映する意味がない

それが民放資本の冷厳な論理でだろう。

それにしても今回のそれは余りに酷かった。12chの良識が問われる放映だった。

しかも、ドラマ鑑賞を阻害したCMはその一つとして記憶に残らなかったし、邪魔なだけの存在として毛嫌いされることによって、その効果を台無しにしたと思う。ざまぁ見ろ、と言いたい。

CMがその頻度故に効果を激減させることをCM提供会社は知るべきだ。

▲ToTop

「本当と嘘とテキーラ」について

そのあらすじを述べるつもりはないし、必要もない。

上で述べた頻繁に中断を強いるCMによって苛立ちを誘発されたとは言え、それなりの感動をもたらした、と記しておこう。

扱っているテーマはそれなりに真実を突いていたし、主人公の一人である中学生の演技に深みがなかったとしても、その責めを負う必要はないだろう。極めて難しい役割だったが故に、それをきちんとこなせる10代の女優がいるとは思えないからだ。

一方、娘が自殺した母親役は余りにも「作られすぎて」いた。リアリティがない。冷静と怒りの振幅の大きさにリアリティがない。演技としての振幅はあったので演じた女優に責はない。そのキャラクタ設定に無理があると言えるだろう。

ドラマは架空の存在と世界であり、それ故に抽象の具現としてぎこちないこともあろう。

しかし、ドラマツルギーとして必要にして不可欠な役割だったとしても、樋口可南子が演じた母親役は余りに嘘っぽかった。

それ故に、問題が霧散してしまったと言える。

▲ToTop

いくつかの作品について

山田太一氏のドラマは好んでみているつもりだ。

古くは「男たちの旅路」に始まる彼の作品は、空騒ぎだけの空虚なドラマが蔓延し、世俗的な推理小説の映像化が蔓延るドラマ界にあって、一抹の清涼飲料として希少価値がある。

その作品は時々の世相を反映した人間の苦悩や喜びや、悲しみや怒りを巧みにドラマ化している。

「小さな一歩」や「シルバーシート」は今もキラリと輝く作品だし、その後のいくつかの民放作品も決して堕落はしていない。今回の作品も含めて!

しかし、リアリティと言う点では、近年ますます希薄になっているのではないだろうか。

それはおそらく新自由主義が蔓延し、自己責任論が大手を振って闊歩し、憲法改正が公然と叫ばれてきた「時代」とのギャップなのかもしれない。

20年以上掛けて日本の総資本が到達し、突き進んでいるところのグローバリズム思想が支配的思想として蔓延する世界においては、人間の真実の声を描く作品はその放映そのものさえ苦労するのかも知れない、と思う。

CMでズタズタにされてもなお、それに甘んじるしかないドラマ放映の現状が見えてくる。

小説について

本質

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